【65歳になる会社員だった方へ】年金の請求書は「出すまで始まらない」|届いたら確かめる3つと、出す日・待つ日
65歳の年金は、受け取る権利ができても、年金請求書を出すまで始まりません。届いたら確かめる3つと、出す日・待つ日を、会社員だった方の場合でお話しします。
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夫が来年1月に65歳になるゆかり。夫は会社員を長く続け、いまも同じ会社で働いています。年金は65歳になったら勝手に振り込まれ始めるのかと、カメ先生にたずねます。日本年金機構の案内と請求書の記入例、法律の条文で確かめます。
この動画では、請求書が誰にいつ届くか、届いたら確かめる3つ、出す日と振り込みまでの目安、出さずに待つ方と働き続ける方に起きること、そして今日やることまで説明します。
▼この回で扱う問い
・65歳になったら、年金は自動で振り込まれ始めるのか
・年金請求書は、誰に、いつ届くのか。届き方が違うのは、どんな方か
・届いた請求書で、まずどこを見ればいいのか
・同じ封筒に入っている別の紙は、誰が出すものなのか
・請求書は、いつから、どこに出せるのか
・出してから、どのくらいで受け取りが始まるのか
・出さずに待つと、何が止まるのか
・働き続けていても、請求書は出すのか
▼届いたら確かめる3つ
・加入記録の欄: 印字された記録を、ご自分の職歴と1行ずつ並べ、もれや誤り(若いころの短い勤め先・転職の間の空白)を探します。あれば、出す前に年金事務所へ
・配偶者と子の欄: ここに書くかどうかで、加給年金が付くかどうかが変わります。令和8年度の配偶者の分は年423,700円で、ご本人の厚生年金が20年以上あり、ご本人が生計を支える65歳未満の配偶者がいるなど、条件に合う方だけの金額です。配偶者が厚生年金20年以上で、65歳になる前からご自分の老齢厚生年金の権利がある場合などは止まります
・同じ封筒に入っている、年金生活者支援給付金の請求書: あてはまる方だけが出す紙です(65歳以上で老齢基礎年金を受け取り、ご本人を含む世帯のどなたも市町村民税が非課税で、前の年の年金の収入とほかの所得の合計が826,500円以下の方など)
・特別支給をもう受けている方に届くはがき型の請求書や、共済組合から届く請求書は、届く時期や中身が違うことがあります
▼出す日・待つ日
・出せるのは、誕生日の前の日からです(日本年金機構の請求手続きの案内)。65歳になる前に出しても受け付けられません
・出してから、およそ1〜2か月で年金証書と年金決定通知書が届き、さらに1〜2か月で支払いの案内が届いて、受け取りが始まります(機構の案内の目安)
・出すのが遅れても、65歳からの分は、最初の振り込みにまとめて入ることがあります。ただし、5年を過ぎた分は時効で受け取れなくなる場合があります
・初めて振り込まれる日や、何歳から受け取るのが得かは、人によって違うので、この動画では決めていません
・繰下げで老齢基礎年金と老齢厚生年金の両方を待つ方は、65歳では請求書を出さず、66歳以降に請求します。増えるのは1か月0.7%、75歳まで待つと最大84%です。厚生年金のほうを待つ間は、加給年金を受け取れません
・いまも会社で働いている方も、65歳から受け取るなら請求書は出します。令和8年度は、給料(ボーナスをならした分も含む)と厚生年金の月の合計が65万円を超えると、超えた分の半分の厚生年金が止まります。老齢基礎年金は全額出ます
▼目次(時刻は目安です)
0:00 先に結論から
1:14 誰に、いつ、何が届くか
4:27 1つめの欄・加入記録
5:42 2つめの欄・配偶者と子=加給年金
8:13 同じ封筒の別の紙・年金生活者支援給付金
9:19 出す日と、振り込みが始まるまで
12:35 出さずに待つ方
15:24 働き続ける方
17:35 5年と、紙をなくしたとき
18:45 今日やること
▼今日やること(3つだけ)
・誕生日の前の日がある月を数え、その3か月前の月に封筒が届くか見る。届かなければ、ねんきんダイヤルへ
・職歴を、会社の名前と、入った年と辞めた年で、紙に書き出す(封筒が届いたら、印字された加入記録と1行ずつ並べます)
・配偶者がいる方は、配偶者の年齢と、配偶者の厚生年金が20年以上あるかを確かめる。受け取る時期は、配偶者の欄を見てからご夫婦で
▼このチャンネルの方針
・断定するのは、制度として決まっていることだけです
・「あなたはいくらもらえます」とは言いません。金額は生年月日と加入歴で変わるので、必ず窓口で確かめてください
・もらえる可能性を大きく見せる書き方はしません
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▼出典
・日本年金機構(老齢年金の請求手続き・年金請求書(事前送付用)と記入例・65歳で初めて請求する方の手続き・特別支給の老齢厚生年金・加給年金額と振替加算・年金生活者支援給付金・電子申請・繰上げと繰下げ・在職老齢年金・年金の時効・令和8年度の年金額・年金Q&A)
・厚生年金保険法・国民年金法(e-Gov 法令・令和8年10月1日施行のもの)
※加給年金・年金生活者支援給付金・在職老齢年金の金額と線は令和8年度のものです。年金額は毎年見直されます。
※振り込みまでの2〜4か月は日本年金機構の案内の目安で、初めて振り込まれる日は届く案内で確かめてください。
※2026年10月19日時点の資料によります。
※この動画は情報提供を目的としたものです。個別の受給可否・請求手続きは、年金事務所または街角の年金相談センターでご確認ください。
▼前回
「【年金をもらいながら働く方へ】年末調整で終わる人・終わらない人|令和8年分の線と、申告しないと戻らないお金」
#年金請求書 #65歳 #老齢年金 #加給年金 #繰下げ #もらえるお金
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